キケとの再契約は“間違い”?地元サイトに「今こそ前に進む時」の声…直近2年は打率.208、それでもロハス引退で“ベテランの存在”に価値も
3行でわかる
- Dodgers Nationが、FAになったキケ・ヘルナンデスとの再契約に慎重な記事を出したぜ
- 35歳のキケは直近2年で打率.208、OPS+75。今季は手術明けとわき腹のケガで41試合の出場にとどまった
- 一方で、内外野を守れる便利さや、ロハス引退後のリーダー役として残す価値もあると記事は認めている
ドジャースの“お祭り男”の去就に、地元から厳しい声が上がったぜ。ドジャース専門サイトのDodgers Nationは現地10月30日、「キケ・ヘルナンデスとの再契約は間違いかもしれない」という記事を出した。キケは今オフ、ドジャースからFAになった9人のうちの1人。ベンチを盛り上げ、10月に強い男として愛されてきたけど、数字はシビアなんだ。
記事によると、キケは35歳。直近2シーズンは打率.208、出塁率.259、長打率.376で、リーグ平均を100とするOPS+は75だった。記事が挙げたポストシーズンの数字も、23試合で打率.218、2本塁打、9打点。Dodger Blueによると、今季はオフの手術明けで60日間の故障者リストからスタートし、2試合に先発しただけで脇腹を痛めてまた離脱。最終的に41試合で打率.222、長打8本、12打点に終わった。ドジャースの番組で知られるダグ・マケイン氏は「今こそ前に進む時だ」と話しているぜ。
でも、話はそう単純じゃない。Dodger Blueによると、ドジャースはこの2年、オフのたびにキケと1年契約で再契約してきたし、本人もドジャースに残りたい気持ちを口にしている。Dodgers Nationも残す理由をきちんと挙げた。内野も外野も守れること、健康なら打撃が上向く可能性があること、そして勝つためなら何でもするリーダーシップだ。今季かぎりでロハスが引退してフロント入りする中、クラブハウスをまとめるベテランの存在はますます貴重になる、というわけだぜ。
記事の結論は、チームが若返りを進めるなら、お互いに新しいスタートを切るのも悪くない、というものだった。球団は有望株のデパウラらを育てる方針で、限られたロースターの枠をベテランと若手のどちらに使うかが焦点になる。12月1日の労使協定の期限が迫る中、キケは3年連続で去就が注目されるオフに。ドジャー・スタジアムでまたあの笑顔が見られるのか、見守ろうじゃないか!
「今こそ前に進む時だ」ダグ・マケイン氏(Dodgers Nationより、当サイト訳)
編集部の視点
数字だけ見れば厳しい評価もうなずけます。ただキケの価値は、試合に出ない日のベンチやクラブハウスにもありました。ロハスが引退し、ベテランが一気に減るこのオフ、“まとめ役”をどう確保するかはドジャースの見えない宿題です。安い1年契約で残すのか、若手に任せるのか。オオタニや山本ら日本人選手にとっても、明るいムードメーカーの存在は大きかったはずです。