なんてこった!鈴木誠也はゴールドグラブ賞を惜しくも逃す、カブスからは1年2315万ドルの提示だぜ
3行でわかる
- ナ・リーグ右翼手のゴールドグラブ賞はキャロルが受賞。鈴木はイチロー以来となる日本人の受賞を逃したぜ
- カブスは現地2日、1年2315万ドルのクオリファイング・オファーを提示。回答期限は現地17日だ
- NBCスポーツは鈴木が断るのは「間違いない」との見方。ESPNのオルニー記者も市場での立場の強さを指摘している
なんてこった、あと一歩だったのに!現地11月1日に発表されたゴールドグラブ賞で、最終候補だったカブスの鈴木誠也は受賞を逃した。ナ・リーグ右翼手部門に選ばれたのはダイヤモンドバックスのコービン・キャロルだ。受賞すれば日本人では2010年のイチロー以来だったけど、16年ぶりの快挙はお預けになったぜ。そして翌2日、カブスは次の一手を打ってきたんだ。
カブスが提示したのは1年2315万ドルのクオリファイング・オファー(FA選手に球団が出す1年契約の提示で、断って他球団へ移ると元の球団がドラフト指名権を受け取れる仕組み)。回答期限は現地17日だ。シカゴ・サンタイムズによると、鈴木は今季、26本塁打、キャリア最高の出塁率.368、81四球、WAR5.1。守備も大きく進歩した。NBCスポーツの記事は、鈴木が断るのは「間違いない」と書き切っているぜ。信じられるかい、受けたのは制度開始以来157人中18人だけなんだ。
ただし、良い話ばかりじゃない。鈴木は来季33歳になる年齢で、The Athleticのムーニー記者は10月初め、カブスは投手補強を優先するので争奪戦には加わりにくいと分析していた。SPREADの記事によると、今季の打率は.270、86打点。OAAは+5でナ・リーグ右翼手2位だった。一方でESPNのオルニー記者は「右の長距離砲が少ない市場で、野手の中では最も交渉力があるかもしれない」と評価。厳しさと追い風が同居しているってわけさ。
この先の注目は、現地17日の返事と、その後の争奪戦だ。カブスは同じ外野手のハップにはこの提示を見送り、投手のボイドにも出さなかった。鈴木本人はカブスでの5年を「もしも、がたくさんあります」と振り返っている。シカゴに残るのか、新天地へ向かうのか。金のグラブは逃しても、冬の主役の1人なのは間違いないぜ!
「振り返ると「もしも」がたくさんあります」鈴木誠也(Chicago Sun-Timesより、当サイト訳)
編集部の視点
受賞は逃したけど、数字がマイナスだった守備で最終候補になったこと自体、大きな成長だね。“打つだけの選手”という評価を自分で変えてみせたんだ。指名権を失う負担がつくので、球団によっては獲得をためらう可能性もある一方、右の強打者が少ない市場では強みが勝つかもしれない。年齢をどう見るかで評価は割れそう。どんな契約になるか注目だぜ。